結果を急ぐ毎日に、
       寄り道という嗜みを。

私たちの日々は、いつの間にか、目的によって形づくられていく。


効率や合理性を優先し、意味のある時間を過ごすことが、
正しいことのように思えてしまいます。


無駄に思えた時間が、後になって心に響くこともある。
理屈では選ばない道が、思いがけない豊かさをもたらすこともある。


日本の文化には、「どのように」を大切にする精神があります。

計算された完成を追うのではなく、
移ろいや偶然の美しさを味わうこと。

何かの手段としてではなく、
その行為そのものに遊びを見出すこと。


MCKKは遠ざかりがちなこの感覚を、
日々のなかにそっと宿すブランドです。

Policy

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1. 自然の一部としてある感覚を。

かつて日本人は、四季のわずかな変化に目を向け、自然とともに暮らしてきました。
自然はただそこにあるものに心を向ける感覚や、正解のない美しさを思い出させてくれます。

MCKKは、自然と調和して在ることを、静かに思い出せるプロダクトを届けます。

2. 手間を惜しまず、手でしか生まれないものを。

人の手がかけられたものには、効率や合理性だけでは届かない奥行きがあります。
MCKKは、日本の職人たちが生み出す手しごとに敬意を払い、その背景にある思想ごと、現代の暮らしに手渡していきます。

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3. 歴史の連なりにふれる体験を。

さまざまな人が積み重ねてきた時間の先に、私たちは生きています。
この感覚は、広い時間の中で自分を捉えなおすきっかけにもなる。

MCKKはその時間の中に息づく、名もなき営みや手しごとにふれる体験を大切にしています。

4. 決まりきらない余地を、あそぶ。

MCKKのプロダクトは、使い方も、感じ方も、ひとつに定めません。

間(ま)、曖昧さ、想像の余白——

ひとつの正解がなくても、そこに豊かさがあると私たちは考えています。

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5. 文化を受け継ぐ手を、土地とともに。

その土地に根ざした祭りや風習、工芸や食文化。
地域ごとに異なる営みの中に、日本の文化は受け継がれています。

MCKKは、そうした営みに敬意を払い、未来へと手渡していけるようなプロダクトと関係性を、静かに築いていきます。